転職をしようとする際、多くの場合は、転職サイトや転職エージェントを通じて応募→書類審査→面接を経て採用となる流れではないかと思います。
この中の書類審査において、審査する側は何を見て審査しているのか、合否を決めているのかを書きたいと思います。
書類審査を行っている人は、配属予定の部署等における決裁者です。最終面接で社長や役員がでてくる会社であっても、書類審査では部長や課長、店長やエリアマネージャーに任されています。書類なので複数の人で見て意見合わせするでしょうが、ここでの意見合わせでは紛糾することは殆どなく、だいたい同意見になって合否が決まるか、又は一部の人がどうしても面接したいといえば合格にするということが多いです。
中途採用を募集する場合、退職者の穴埋めや、業務拡大する領域の補充、新規業務の割り当てを目的としていることが多いです。そうすると採用する側からすれば、求める具体像があります。
この具体像のみを募集すれば早いのですが、実際のところぴったりの人がこないので、少しずつ条件を緩くして求人を行っています。
そのため、ひとつひとつの条件に当てはまっていても、全体的にみると求める具体像から随分かけ離れてしまうこともあります。そのような場合は書類審査が合格できないといことになってしまいます。
特に、年齢と職務経歴については書類審査で見るべき項目です。
同じ求人に対する書類審査であっても、若い人であれば関連する業務をやったことがある程度でもOKとなることもありますが、年齢が上の場合は、年齢だけを理由に落とされることがないにしても、その年齢に応じた募集職種の経験が求められ、場合によってはそのなかでも担当分野が近いかどうかも審査されます。職種の経験については、会社の考え方や募集されたポジションによっても異なりますが、中途採用で即戦力となる経験が求められるのは仕方がないと思います。
そのため、応募書類、特に職務経歴書では、経験した業務内容や担当分野を書き漏れないようにしっかりと記入することが大切です。
また、募集条件に合っていたのに落とされた場合は、相手企業が求める具体像にマッチしなかっただけなので、気落ちしたり、深く考え過ぎずに次の求人に前向きに取り掛かるのが良いと思います。
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