何故そんなことをするのか理解できないことをする人がいます。でも、その人なりには理由があって、やむなくやっているということがあります。
少し極端な言い方ですが、「盗人にも三分の理」という言葉があります。
盗人でさえ三分の理がある訳ですから、あなたの周りで一緒に仕事する同僚や部下ならばしっかりとした考えがあって行動していると理解すべきです。
もし、あなたが理解できないことをする人がいたとしても、頭ごなしに否定することから始めるのではなく、まず、理解することです。
そのために必要なことは、何故そのような行動をとったのか、相手の話をよく聞くことです。決して問い詰めてはいけません。
あなたの方が立場が上であっても、まずは理解できない自分に問題があると思うくらいでちょうど良いくらい、丁寧に相手の話を聴きましょう。理由を引き出せない場合は、あなたの「聴く力」不足です。聴く経験を身に付ける良い機会だと思ってください。
聴いた結果、相手の経験不足や能力不足による誤った判断であることは良くあることです。それでも、相手の言い分を尊重してしっかり聴いたうえで正せば、相手の受け入れ方も随分違うでしょう。
大切なことは、相手に理由が無いと決めつけずに、まず相手の考えを理解しようとする姿勢です。自分に自信があり、人からも認められている優秀な人ほど、聴くことを疎かにしてしまうことがあります。
やればできるので、少しだけ意識してみてください。
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