1.はじめに
40代での転職、特に年収1000万円以上のいわゆるハイクラス求人の転職について話していきたいと思います。
私自身が、これまで5つの会社を渡り歩きながらキャリアを築いてきました。これまで転職してきた中には、好条件を提示されて声をかけてもらって転職したこともあります。また、自分自身の市場価値を把握するため、基本的には常時、転職エージェントと連絡を取り合っています。そうしているとよくわかることですが、40代を対象とした好条件の求人案件が実は豊富にあるんです。
今回は、実際にどんな求人があるのか、それはどこで探すことができるのか、それらの求人を応募するためにはどうすればよいのか、についてまとめました。
ここでは、転職してキャリアアップを図り、年収を上げたり、転職先で出世したいと考えているパワーに溢れた方を対象にしています。また、私は自分自身の経験から転職をポジティブに考えていますが、その考えを人に無理やり押し付けたいとは思いません。人それぞれの仕事観があって当然ですので、この動画が自分に合っていると思えた方が参考にしてくれたり、考えるきっかけにしてくれたらうれしいです。
2.ハイクラス求人の実例
40代以上の好条件の求人案件ですが、公開になっていて調べればわかるものでいえば、
・年収1000~1400万円のDX推進責任者:
求められるものはプロジェクトの推進や管理の経験、DX導入経験です。
・年収1000万円以上のコンサルタント(戦略、HR、ITなど):
コンサルタントの求人も多いですが、1000万円以上の求人となると事業会社を含めた社会人経験が求められるようです。コンサルタントと言っても様々な種類のコンサルティングがあり、様々な業界に対するものがあるので、これまでコンサルタントに縁がなかったとしても、特定の業界に詳しいことや、経験に基づく専門的知見が活かせる可能性があると思います。
・年収1000~1500万円の事業責任者:
イーコマースなど新規事業の責任者です。事業の責任者ということでやりがいは大きいと思います。ただし、いきなり事業責任者を求人する企業は比較的小規模なところが多いので、仕事内容だけでなく経営層との相性も重視して検討されるのがよいかと思います。また、それまで大企業でキャリアを積んできた人からみれば、求められる役割(業務の守備範囲)が想像より広いと感じることもあり得ますので、年収と仕事内容をよく比較して納得してから転職を決めることをお勧めします。
・年収1000~1600万円のCFO:
前述の事業責任者と同様に、経営層との相性を重視して検討することが良いと思います。一方で事業責任者と比べると財務・経理の経験は大企業で培ってきたものが活かしやすいかもしれません。ベンチャー企業に自分の力で大きく貢献したいという思いや中小企業であってもその中で大きな権限を持って采配したいという自信と野心と経験をお持ちの方は前向きに考えてみてもよいと思います。
・年収1000~1300万円のコンプライアンスオフィサー:
よく見かける求人です。ここ数年様々な企業でのコンプライアンス違反のニュースを聞きますが、このようなことを背景にこの分野での経験を持っている人に注目が集まっていると感じます。
・年収1300万円以上の国外駐在者:
国外の駐在者、特に現地法人や支店の責任者は責任も大きいですが、報酬もそれなりにしっかりとしています。赴任地や拠点によって、営業スキルが求められるのか、生産管理など製造系のスキルが求められるのか、あまり一般的ではない言語能力が求められるのか、求人内容によって大きく変わりますが、少なくとも国外駐在経験は必須であるといえそうなので、国外駐在経験があって日本よりも国外の方が性に合っているという人には注目すべき求人だと思います。特に現地の責任者のポジションであれば、40代に限らず50代やそれ以上でも対象にしている案件はありそうです。
ほかにも、監査や法務、調査・分析など、企業が成長して規模が大きくなると必要になる職種は、外から責任者を探す場合も多いと思われ、求人を定期的に見かけます。
3.ハイクラス求人の探し方
これらのように、40代を対象として好条件の求人は本当に多くの案件があります。ひとつひとつの案件は人を選ぶというか、そのな都合の良い人がいるのかと思えるほど具体的に要件を提示しているものもありますが、定期的にチェックしたり転職エージェントと連絡を取り合うことで、自分とぴったりとマッチする求人案件に巡り合うことができると思います。
求人の情報を得るには、転職エージェントからが一般的だと思います。ハイクラス求人などとインターネット検索すれば様々なエージェントが見つかります。またはビズリーチのようなプラットフォームを用いると簡単に様々なエージェント会社とコンタクトが取れるので、そのなかから付き合っていけそうなエージェントを探してもよいと思います。
管理職から部門長クラス以上の求人案件は、公開されないことが多いので、このような求人案件にアクセスするためには、エージェントと連絡を取り合えるようにしておくことが良いです。
また、好条件の求人は、エージェントを介して探す前に、信頼できる知り合いを通じて適任者を探す場合もあります。過去の同僚や学生時代の知り合い、プライベートの勉強会のメンバーなど、あなたのことよく知っているビジネスマンが増えれば増えるほどネットワークが広がりますので、現職の社内以外の人脈を大切にすると良いと思います。ちなみに私の場合は大学の大先輩にあたる方からお誘いを受けて転職をした過去があります。
4.まとめ
これまで話してきたような求人に応募して転職をするために必要なことは、自分は何ができるのかを言語化すること、またそのできることを裏付ける経験、スキル、資格を得ておくことです。
変わってきているとはいえ、まだまだ日系企業はメンバーシップ型の人事制度が根強いですが、いわゆるハイクラス求人については、ジョブ型雇用になっているといえるでしょう。つまり、企業側は能力やポテンシャルが高い人を採用したいのではなく、埋めたいポジションの要件に合致する人を求めています。そのため、自分自身がその要件を満たしていることを言語で説明すること、そのポジションについたときに何故問題なく職務をこなせるかを説明できるようにすることが求められます。課長や部長を何年やっていたとか、何人の部下がいたということは、それ自体はアピールにならないので、自分自身の経験、スキル、資格を洗い出して必要なこと、足りないことをアップデートしてみてください。
40代はまだまだ活躍できる年齢です。心機一転で気持ちも若返って新しい職場で大活躍される方もいらっしゃいます。良い転職をしていただければと思います。

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