【30代の転職】ステップアップの転職術

2023年1月4日水曜日

中堅 転職

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1.はじめに
 私自身が、これまで5つの会社を渡り歩きながらキャリアを築いてきました。また、面接官として30代の方を含めた様々なキャリアを持つ方々を中途で採用してきましたし、その何倍もの人の面接を行ってきた経験があります。そのなかで良かったこと、反省したこと、気づいたことをまとめました。
 ここでは、転職してキャリアアップを図り、年収を上げたり、転職先で出世したいと考えている方を対象にしています。また、私は自分自身の経験から転職をポジティブに考えていますが、その考えを人に無理やり押し付けたいとは思いません。人それぞれの仕事観があって当然ですので、この動画が自分に合っていると思えた方が参考にしてくれたり、考えるきっかけにしてくれたらうれしいです。


2.35才転職の限界説について
 35才が転職の限界と言われることがあります。ただ、私としては、この年齢がゼロから新しい職種にチャレンジできる限界ではなく、この年齢以上になると中途採用の募集がなくなったり、面接が通らなくなるという意味での限界でもないと考えます。
 理想的なキャリア形成という点から、ゼロから新しい職種にチャレンジするのは20代までにすべきと考えていますが、能力があったり適性があえば何歳からでもうまく行く場合がありますので、年齢を理由を新しいチャレンジをあきらめるのはもったいないかなと思います。実際に40代で新しい職種にチャレンジして生き生きとしている人も何人も見てきています。
 また、私の経験から言えば、中途採用の面接で年齢を理由に問答無用に切られることもないです。そもそも面接で落とすことが決まっている人を書類審査で通すことはないです。65才まで働く世の中になってきているので、45才の人であっても中途採用で入社後20年も働いていただけるので条件があえば全く問題ないと思います。

 では、何故35才が転職の限界と言われているかの理由ですが、この年齢が役職なしで中途採用で入社した場合にプロパー社員(新卒入社組)と同じように出世のチャンスが与えられる限界と考えられます。
 つまり、企業における出世を考えたとき、転職は35才までにしとけ。という意味だと考えるとしっくりときます。日系大企業の多くでは、30代半ばくらいから管理職への昇進が始まりますが、40才前後で管理職になる人は決して遅い方ではないと思います。35才で中途採用で入社して、周囲や幹部に認められることができれば、40才前後のプロパーの先頭集団ともそれほど差がつかないタイミングで出世のチャンスが掴めます。
 さらに最近では、課長クラスから上級管理職(次長、部長以上)の昇格に要する期間を短くする人事制度を採用している企業が増えています。この上級管理職への早期昇格は若い人に適用したいという会社側の意図があるため、遅くとも40才前後で管理職になっておくことはその後の出世で苦労しないためにも大事なことでしょう。
 例えば、40才を超えて役職なしで中途採用で入社した場合、うまくいっても管理職になるのは40代半ばから50才前後になってしまいます。一般的に上級管理職への昇格は40台半ばから50才前後なので、ようやく管理職になった時に同世代は上級管理職になっているでしょう。50才を超えると、部長の席が空いていてなり手がいない等、組織の都合がないと上級管理職への道はかなり厳しくなってしまいます。役職定年が厳格に運用されている企業では50才くらいになってしまうと管理職への昇格自体が難しくなってしまうケースもあり得ます。


3.転職先の選び方
 とは言っても、中途採用で35才で入社してプロパーに引けを取らずに出世するためには時間の猶予は無いと考えてすぐに力を発揮しないといけないです。そう考えると、夢を追って挑戦したい企業に転職するという考えではなく、自分が確実に活躍できる企業を転職先として選んだ方がより賢明だと思います。
 20代であれば、まだキャリアを作っていく途中なので、ゼロから新しい仕事に挑戦したり、現職で少し自信を持ち始めることができれば、より大きな企業や優秀な人材が集まるような企業に挑戦することも良いことですが、30代の転職では収穫の準備と考えた方が良いと思います。ここでいう収穫とは、これまで磨いてきた社会人としての能力や築いてきたキャリア等で事業や社会に貢献して、それらが正当に評価され、仕事内容的に、金銭的に、あるいは社会的に対価を得るということです。そのように考えて、少なくとも前職までの経験を活かせるように転職先を選ぶとよいです。例えば、元請けと下請けの関係や、総合会社と専門会社の関係、完成品メーカーと部品・素材メーカーとの関係など、立場が異なる企業間での転職は、同じ職種で得られた経験を活かしつつ、異なった視点を転職先に持ち込めるので上手くいく可能性があると思います。


4.中途採用の面接
 面接官の立場で30代の転職希望者を面接する際に考えていたことを話します。
 20代の方を面接する場合は減点方式で見ることが多いですが、30代となると、この人を採用してどれだけのメリットがあるのかと加点部分を見ることが多くなります。
 職務経験や何ができるかは書類審査で確認していますが、面接においては書類審査で確認した経験に合致する程度の専門知識があるかを必ずチェックするようにしていました。実務に関することや業界のトピックス、関連する法令の対応など話を振ったりしますが、「自分の言葉」で話せる人は信用できると感じました。勉強しているつもりの人でも”誰かがこのように言っている”で終わってしまい、自分自身の考えを持っていない、とならないように日ごろから気を付けてください。
 ちょっと古い考えかもしれないですが、若いうちは、楽を避けて泥くさく実務に向かい合い、誰の担当にもならないような面倒な仕事を積極的に受けて悩んで考えながら仕事を進める経験をした方が良いです。
 また、何かの「理由」は人から聞くのではなく自分で考える癖もつけてください。こんな事の積み重ねで「自分の言葉」で語れるようになれます。特別なことではないですが、ベテランになっても身につかない場合は苦労するので、転職のために限らず心にとめておいてください。


5.まとめ
 30代の転職においては、守るべき家族を持っていたり、現職で重要な仕事を任されていたり、自分の決断に責任がかかってくることもあるかと思います。それだけに慎重に、かつ自分自身のキャリアをしっかりと考えて挑戦してください。

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ぽん部長と申します。 これまで5つの会社を渡り歩きながらキャリアを築いてきました。 中途採用の面接官として気づいたこと、サラリーマンにとって知っておきたい仕事術や資産形成についても書いていきたいと思います。

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