【20代の転職、第二新卒】ステップアップする転職のやり方

2023年1月4日水曜日

若手 転職

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1.はじめに
 私自身が、これまで5つの会社を渡り歩きながらキャリアを築いてきました。また、面接官として第二新卒や20代、30代の方を含めた様々なキャリアを持つ方々を中途で採用してきましたし、その何倍もの人の面接を行ってきた経験があります。そのなかで良かったこと、反省したこと、気づいたことをまとめました。
 若い方が転職を意識したときに、現職の間に何をすべきか、転職先はどう選ぶのか、面接ではどう振舞うのかについてアドバイスやヒントになればうれしいです。

2.転職前にすること
 まず、転職を意識したときに現職の間に、転職時に評価される「実績」を作りましょう。実績は「期間」と「仕事の中身」で考えることができます。

 期間について、初めての転職では、新卒で入った会社での在籍期間として最低「3年」は必要と考えます。これは転職の面接を受けるときにマイナスの印象を与えないためです。2度目、3度目以降の転職ではそれらしい理由を付けることも出来なくはないですが、新卒で入った会社を短期間で辞めようとする場合、転職先の面接官に不安を抱かせてしまいます。この不安とは「うちの会社に入ってもすぐに辞めないか」や「新卒から短期間でこの実績は本当かな。話を盛ったり、上司のサポートか?」といったものです。では、なぜ3年なら良いのかといえば、転職市場で新卒3年で辞めた人は見慣れているので不安を感じず、面接で違和感を感じさせないからです。
 この3年という期間は、面接で違和感を感じさせないために必要なだけではなく、それなりな実績を積むためにも必要なので、この期間は現職で必死に「仕事の中身」の方の実績を積みましょう。

 仕事の中身については、職種や業務によっても求められるものが異なりますが、新卒から3年という期間を考えれば、数字というよりは仕事に対する姿勢や行動が見て取れるものが好ましいです。
 言葉を変えて言うならば、日常業務から少し外れた「自分から手を挙げて取り掛かった仕事」です。具体的には、当社で初の業務、他部門や社外メンバーとのプロジェクト、業務プロセスの改善、業務マニュアルの作成などが挙げられます。このような仕事は若い方が転職する際に、面接でアピールしやすい実績になります。
 これらの業務はエース社員やベテランが担当することが多いので待ってるだけではチャンスは巡ってきませんが、一方で期待の若手社員には成長のためにチャレンジさせたい仕事でもあります。
 先ほど、「現職で必死に」としていたのは、このようなチャレンジの仕事に手を挙げたときに、許可を貰えてやらせてもらえるくらいに、日常業務をしっかりとやっておくことですね。辞めたいと思う人ほど今の仕事に集中してチャンスが貰えるように認められるようになってください。キャリアアップで外に出るのはそれからで遅くないですし、現職で認められる仕事ができないくらいならばまだまだキャリアアップを語る段階ではないと思ったほうがよいでしょう。
 チャンスとなる仕事を貰えたら、丁寧に力を出し切って取り組んでください。コミュ力が無い人も自分の転職、キャリアアップのため割り切って頑張りましょう。失敗を恐れなくよいです。若いうちに、丁寧に力を出し切って取り組んだ仕事における失敗や挫折は、貴重な経験ですし、転職の面接でもマイナスにはならないでしょう。

3.転職先の選び方
 現職での実績を作ることができたならば、次は転職先をどう選ぶのかを考えていきましょう。
 私個人としては、20代は仕事を決める、30代は一人前になる、40代は稼ぐ、50代は会社や社会への恩返しと考えてきました。新卒から3年働いていると視野も広がり、社会構造や将来も見えて来たと思います。業種はもちろん、職種を変えることも検討しても良いでしょう。職種を変える場合には、その職種において一番注目されている企業を狙いましょう。次に転職する場合にその企業で働いていたことがブランドになるようなところです。ベンチャーや中小企業で力を試すのは後からでも良い経験的に考えます。
 職種を大きく変えずに転職する場合、より大きな仕事ができたり、サービスや商品の全体に関わることができる企業が良いと思います。具体的には、下請け企業から元請け企業、部品メーカーから完成品メーカー、専門商社から総合商社などです。現職での経験も活かしやすいですし、転職先でも求められるでしょう。国内企業だけでなく国外資本の企業にも目を向けることは良いことです。
 新卒で入社するのが難しかった企業でも、中途採用では入社しやすくなっているところは少なくないです。しっかりと現職で実績を積んでいれば、自信をもって面接に向かうことができるでしょう。

4.中途採用の面接
 アピールすべき実績は前職までに十分積んだとして、後は社会人としてのスキルを示してください。あなたの年齢や経験、希望業種や職種、上司になるであろう面接官にもよりますが、一緒に仕事をするにあたって求められるものがあります。私が面接官だったとしたら、その場しのぎのことを言わないこと、自分の言葉で説明できること、ひとつひとつのことに理由があること、複数の物事を繋げて話せることを確認しています。前職を辞めたいと思う理由や履歴書の傷(突っ込まれやすいところ)など、転職の面接で言いにくいことはあると思いますが、そのような事こそ、しっかりと自分の言葉で順序だてて理由を説明できるようにして面接に臨んでください。
 現職での実績についてアピールする場合には、何が出来ただけでなく、自分自身が具体的にどんな気持ちでどんな行動をしたのかを話せるようにしておくと評価されやすいです。これは人事評価において行動評価やコンピテンシー評価と言われる評価方法を用いる企業が増えているため、採用時にも意識せずに面接官が評価の基準にしている可能性があるからです。
 面接は受ける側がどうしても緊張してしまうものですが、入社する会社や職場の雰囲気を知る良い機会でもあります。自分のことを知ってもらうことは大切ですが、一方で相手の企業のことも知りたいと思って面接に臨めば少しは緊張せずに済むかもしれません。面接の間に一つ笑いを取ろうとすることも良いアイデアだと思います。爆笑というよりはアイスブレイクできれば十分ですよ。
 面接では、転職後に何をやりたいのかも聞かれるでしょう。転職後にやりたいことともに、今出来ることと将来出来るようにすべきこと、会社にとっての利益を繋げて話せるように考えを整理しておいてください。何故転職したいと考えているのかを思い返してみて嘘やその場しのぎにならないようには気を付けてくださいね。

5.まとめ
 キャリアアップの転職をしたいと思ったならば、現職で3年は頑張って実績を作ってください。漫然と転職したいと考えているだけなれば、今からでもよいので現職での業務に打ち込んで、転職時に実績として語れる仕事にチャレンジできるようになりましょう。転職先はさらなる将来を考えてステップアップできる企業を選びましょう。面接では筋道立てて自分の言葉でごまかさずに話せるように、しっかりと準備をしてください。そうすれば、自信をもってリラックスして面接に臨むことができるでしょう。
 しっかりと考えて行動すれば、望む将来を自分で作っていくことができます。若さを武器に頑張ってください。
 最後に、なんだかんだ言って、転職は「縁」があるかないかです。ものすごい優秀な方であっても、今いるメンバー構成やこれから取り組みたい業務の方向性の違いでお断りしたこともあります。採用面接に落ちると人格まで否定された気になりますが、そんなことは全くありません!もっと自分に合うところがこれから見つかると前向きに考えて挑戦してください。


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ぽん部長と申します。 これまで5つの会社を渡り歩きながらキャリアを築いてきました。 中途採用の面接官として気づいたこと、サラリーマンにとって知っておきたい仕事術や資産形成についても書いていきたいと思います。

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