日経新聞の2022年7月6日の記事では、日本の働き手は出世意欲が低いとのデータが示されていました。なんと管理職になりたい人の割合が21%だったというものです。
このような数字は、質問の仕方や調査方法によって上下するものですし、日本の国民性からみて出世したいと自らアピールすること自体や、アピールして万が一出世できなかったことを恥と感じると傾向があると思われるので、実際は出世に前向きな人ももう少し多いのではないでしょうか。
とはいえ、それなりに働いていれば食べることには困らず、お金のかからない楽しみも多い一方、出世してもそのメリットが分かりにくいのであれば、そこまで出世することに熱意を持ちにくい人も少ないないのでしょう。
特に、いわゆるホワイト企業で働いていれば、非管理職の方が有給休暇がしっかりと取れ、定時で帰りたいときには定時で帰ることができ、就業時間以外は仕事のことを忘れることができるので、恵まれているような気がするでしょう。収入についても出世しなくても少しずつ昇給すれば十分といえるかもしれません。収入を増やしたいときは副業を組み合わせるということも今どきだと思います。
また、ブラック企業においては、過労状態の中間管理職を日常的に見てれば出世欲もなくなって当然かもしません。
しかし、そんななかでも、一定数の人たちは自分の将来を考えて出世を意識して日々励んでいます。働き方改革によって、長時間過重労働はなくなってきましたが、その分、限られた時間のなかで意欲をもって仕事に取り組んで成長しています。やれる人はやっていると思った方が良いです。
しかも、今の世の中では、転職は容易になってきましたし、家族やプライベートを犠牲にせずに出世を目指すこともできるようになっています。
5年経てば今よりも出世を目指すのが難しくなり、10年経てばさらに困難になります。声に出して出世したいと周囲にアピールするかどうかは別ですが、若いうちからこそ、仕事に意欲をもって取り組んでおくべきだと思っています。後から仕事のレベルや熱意を落とすことは簡単でも、その逆が難しいことは想像つくと思います。
表面的な調査結果に惑わされることなく、自分のキャリアを築いていける人が最後には楽できなり、気持ちよく働き続けることができるでしょう。

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